みなさんが考えるお年寄りってどんなイメージかな? 「足腰が悪い」「歩くのが大変そう」と話していました。 |
身 体は・・
しわが増える、耳が遠くなる、目が悪くなる、足腰が弱くなる、身長が縮む など
こころは・・
忘れっぽくなる、やる気を失う、小さなことにこだわる、落ち込みやすくなる など
身体の変化は、見た目でわかりますが、こころの変化は見えない分、わかりにくいですよね(; ̄□ ̄A
では実際に・・お年寄りになったつもりで体験★
まずは、利き手でない方の手だけを使って服を着てみます。
なかなか腕が通らない・・チャックが上がらない・・ どうやって着たらいいの??工夫しながら着てはみたけど、 チャックを上げるまでできたのは数人でした。 |
服は、動かすのが不自由な側から着て、脱ぐのは動く側からおこなうとスムーズに脱ぎ着できます。
次に、児童3名が「高齢者の体験キッド」を装着し階段の上り下りと小銭の出し入れを体験!!
自然と腰が曲がった状態に・・。 |
膝の曲げ伸ばしがスムーズにできなくて、階段の上り下りが 慎重になる。話しかけてもなかなか聞こえづらくて、自然と 聞き返しが多くなってしまうことを実体験!! |
「さあ小銭入れから680円取り出してください。」
小銭入れからお金は取りづらくて、机に小銭を広げました。 |
利き手でない方の手を使って洋服を着たり、高齢者体験キッドの装着体験を通じて、どのようなことを感じたでしょうか?
身体に不自由さは感じても、歩けないわけではないし、服も脱ぎ着できる。
「高齢者の特徴」を知った上で意識してほしいこと。それは、
『できないことばかりに目を向けるのではなく、できることに目を向けること』です。
耳が聞こえづらい・・「聞こえないの!?」ではなく、耳元でゆっくり話しかける。
足腰が悪くて歩きづらい・・杖や歩行器などを使うことで歩きやすくなる。
などなど、工夫ひとつでできないことや難しいことができるようになります。
お年寄りや体の不自由な方は、自分に合ったさまざまな工夫をしながら日頃の生活を暮らしやすくしています。
「~みんなが大切にされる社会と、自分から行動する~」
相手のことがわかることで、自分にできることがわかります。そしてそれぞれが相手を思いやる心を持つことで、みんなが大切にされる社会になっていきます。
相手が「困っていること」「困っていそうなこと」に気がついたとき、「なにかお手伝いしましょうか?」と声をかけるなど、さりげないやさしさを持ってほしいと思いました。
ちびまる
0 件のコメント:
コメントを投稿